タイで中国人男性が妻の7000万ドルの財産を相続するため妻を殺害

タイ・インフォメーション・ネットワークは7月26日、タイのメディア報道によると、タイのパトゥムターニー県で中国人男性が妻を殺害し証拠を隠蔽した疑いで逮捕されたと報じた。死亡した女性はタイのナコンパトム県に住む裕福な女性で、事業資産は7000万バーツに上り、容疑者と結婚していたと報じられている。現在、事件の具体的な詳細については調査中です。

男は陳光容疑者、48歳と報じられている。7月18日、タイ人妻を殺害し、被害者の死を隠蔽した疑いで逮捕された。捜査の結果、不法移民であることが判明した。

タイ警察によると、チェン容疑者は先月、妻のパラウィーさんを病院に連れて行き、自宅で首を吊ろうとしたと職員に伝えたという。今月、チェンさんの39歳の妻が負傷により病院で亡くなった。その後、チェンさんは葬儀の準備のためパラウィーさんの遺体を寺に運んだ。チェン氏は遺族に対し、パラウィーさんはダイエット薬とマリファナの過剰摂取で死亡したと告げ、遺族が遺体を訪問することを拒否した。

葬儀の翌日の7月14日、被害者パラウィーさんの友人らは彼の死因を疑い、警察に通報し、捜査を開始するよう要請した。パラウィーさんの友人は警察に対し、パラウィーさんが亡くなる３～４日前に電話をかけてきて、夫が彼女を殴り殺すと脅したので、何かあったら警察に通報するようにと言ったと話した。

7月18日、陳氏は殺人容疑で警察に逮捕され、ナコンパトム刑務所に拘留された。同日、警察は捜査のため寺に入り、遺族らに葬儀を中止するよう求めた。パラウィーさんの遺体は検死のためバンコクの病院に運ばれた。

7月21日、パラウィーさんの検死報告書は、死因がチェンさんが警察やパラウィーさんの親族に語ったことと一致していないことを明らかにした。すべての証拠は陳氏が妻の殺人犯であることを示しているが、陳氏はまだ有罪を認めていない。

7月24日、パトゥムターニー警察は記者会見を開き、事件に関するさらなる詳細を発表した。警察は、陳容疑者が偽の身分証明書と偽のタイ名を使ってタイに不法入国し滞在していたことを明らかにした。現在、彼の身元と不法入国の詳細については捜査中である。警察は、この殺人は激情による犯行ではなく、計画的な犯行だったと考えている。チェン氏の殺人の動機は、妻パラウィー氏の事業と7000万バーツ相当の資産を奪うことだったとされる。死亡したパラウィーさんは、スアイディーセンター化粧品会社のオーナーで、その事業価値は7000万バーツを超え、ナコンパトム県で最も裕福な人の一人だったと伝えられている。

タイ警察は、次にパラウィー氏の事業を捜査し、同社が違法に事業を営んでいたかどうか、また他に誰かがこの事件に関与していたかどうかを調べると述べた。

（翻訳：Lin Guanxiu、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：thethaiger）