タイとマレーシア、「5カ国高速鉄道」を協議。マレーシア：中国を結ぶ鉄道建設に意欲！

タイ・インフォメーション・ネットワークは8月18日、タイのメディア報道によると、タイとマレーシアの運輸省が共同で5カ国（中国、ラオス、タイ、マレーシア、シンガポール）を結ぶ高速鉄道協力の進捗状況について協議し、全体計画を策定するための作業部会を設置することを目指していると報じた。

最近、タイとマレーシアの運輸副大臣が会談し、タイ・マレーシア鉄道に関する協力について協議した。会談で、タイのチャイヤマン運輸副大臣は、ササヤン運輸大臣の指示により、2月25日にプラユット首相とマレーシア首相が両国間の運輸問題について協議した結果の実施を加速し、貨物と旅客の輸送を円滑にするとともに、両国間の航空交通、特にインフラの整備と近隣諸国との接続を可能にする規則の策定を準備し、国の競争力を強化すると述べた。

マレーシアは、タイと高速鉄道で接続することへの希望を表明した。これにより、ラオスと中国との高速鉄道接続が容易になる。双方は高速鉄道の開発ガイドラインについて意見を交換した。マレーシアは、5カ国（中国、ラオス、タイ、マレーシア、シンガポール）を結ぶ高速鉄道の全体計画を策定するための作業部会を設置するというタイの提案に同意した。タイ・マレーシア鉄道協力作業部会は、ASEAN・中国運輸会議で協議を行い、具体的な成果を達成する予定である。

また、双方は8月5日に電話会議で行われたタイ・マレーシア鉄道共同作業委員会第1回会合の成果を祝った。双方の運輸副大臣は、「スンガイ・コロク-ランタオ・パンヤン」鉄道線の運行再開に向けた準備、従業員の訓練、1954年以来策定されてきた近代化に向けたタイ・マレーシア鉄道協定の見直し・改定についても協議した。

（翻訳：陳英英、4.0翻訳ワークショップ、校正：wan、出典：mgronline）