アフリカを旅行していた有名なタイ人医師が救出され帰国後、初めて誘拐の詳細を明らかにした。

タイのメディア報道によると、有名なタイ人医師のソン博士はアフリカ旅行中にマリ共和国で誘拐され、600万タイバーツの身代金を要求されたという。タイ外務省の調整により、ソン博士は誘拐されてから25日後にようやくセネガルのタイ大使館から援助を受け、10月26日にタイに帰国した。

10月27日、宋博士は初めて正式なメディアインタビューに応じ、このような問題が発生するとは予想していなかったことを明らかにした。彼はブルキナファソとマリの間を旅行中、武装した男たちの集団に不可解な形で村に連れて行かれ、閉じ込められた。

拉致された25日間の生活について、ソン医師は小さなテントで眠ることしかできず、シャワーを浴びることもほとんどなく、食べるものもほとんどなかったと語った。さらに、ソン医師は、ニュースで報道されているような身体的な攻撃は受けていなかったが、毎日毎秒、多大な精神的圧力を受けていたことを認めた。

誘拐されてから約2週間後、誘拐組織のリーダーが交渉に来た。言葉の壁のため、彼はタイにいる母親と恋人に助けを求め、3日間の交渉の末、ようやく解放された。しかし、ソン博士は、交渉の過程でいくらのお金が支払われたかを公表するのは都合が悪いと述べた。

（翻訳：wan 出典：dailynews）