タイは世界で最も自由のない国にランクイン

タイ情報ネットワークニュース：10月15日のタイメディアの報道によると、国際人権団体「フリーダム・ハウス」は2022年の世界自由度調査報告書を発表し、タイは「不自由な国」に挙げられた。

2022年の世界自由度調査報告書は、現在世界の市民の80％が「不自由な国」または「部分的に自由な国」に住んでおり、2020年から2021年のCOVID-19パンデミックの間、「部分的に自由な国」の数も明らかな増加傾向を示したと指摘した。さらに、報告書は、2021年の各国の民主主義の発展の進捗が過去16年間で最も遅いことも明らかにした。民主主義のレベルが向上したのはわずか25カ国で、民主主義のレベルが下降傾向にある国は60カ国に上った。

過去10年間を振り返ると、自由度の低下が最も深刻な国はマリ、中央アフリカ共和国、トルコ、タンザニア、ニカラグア、ベネズエラで、タイは7位となっている。

タイはまた、政府が民主化を求める抗議活動を合法的な手段で抑圧したため、「懸念国」または「特に懸念される国」10カ国のリストに含まれた。タイは100点満点中29点しか獲得できなかった。得点は2つの部分から成り、「政治的権利」が40点、「公民権」が60点となっている。また、以下に詳細な基準がある。例えば、「国家指導者の選挙は公開され、透明性があり、公正かつ公平であるか」という項目は4点満点で、タイは0点だった。「野党は選挙を通じて支持を得たり、権力を獲得したりする機会があるか」という項目は4点満点で、タイは0点だった。「政府の統治は公開され、透明性があるか」という項目は4点満点で、タイは1点だった。

（翻訳：Ning Jiani、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：voicetv）