韓国警察は65人ものタイの麻薬密輸グループを逮捕、その足跡は各地に広がっていた！

タイ・インフォメーション・ネットワークは10月16日、タイのメディア報道によると、10月11日、韓国北東部の江原道地方警察署がタイ人の麻薬密売人65人を逮捕したと複数の韓国メディアが報じたと報じた。犯行グループは今年4月から9月まで、タイや海外で麻薬を密輸し、江原道、京畿道、忠清北道、慶尚北道、全羅南道など韓国各地で販売・消費し、総売上高は5億ウォン（1300万バーツ）に上った。

韓国の地元警察によれば、ギャングのメンバーは全員タイ人で、役割は明確に分かれているという。今年半ば、ギャングのメンバー2人が、取引を行うために住宅に忍び込んだ後、警察に逮捕された。彼らが持っていたバックパックからは、メタンフェタミン6グラム、エクスタシー400錠、その他の種類の薬物が押収された。

逮捕された2人は、Aという名の34歳のタイ人男性で、韓国のパートタイム就労ビザ（E-9）で3年間韓国で働いており、主に江原道で麻薬の販売を担当していた。 30歳のタイ人女性Bさんは、江原道で販売する商品の収集を主に担当している。ギャング団の麻薬は主に韓国各地の農村地帯でタイ人の同胞に1錠5万ウォン（1,300バーツ）で売られていた。

今回、韓国警察はタイ人の密輸業者計65人を逮捕した（逮捕済みの男性Aと女性Bを含む）。このうち麻薬管理法違反容疑で14人が拘留され、そのうち麻薬の供給に関与したのが4人、仲介人が2人、残りの49人が麻薬使用者だった。押収されたのは、時価総額1億ウォン（約260万バーツ）相当のエクスタシー錠剤計1,341錠、メタンフェタミン11.9グラム、マリファナ40.9グラム、現金1,347万ウォン（36万バーツ）だった。

警察の捜査により、麻薬の売人は警察の摘発を逃れるため、アクセルや金属部品など車内のさまざまな場所に麻薬を隠していたことが判明した。同時に、全国の田舎の住宅地では、薬物を買うためにお金を貯め、飲み会の時に集まって薬物を摂取する人がたくさんいます。

韓国江原道の地元警察は「国内の外国人による違法薬物の販売と使用を今後も厳しく取り締まり、誰一人として見逃さない」と明らかにした。「現在、薬物は癌細胞のように社会に蔓延しており、警察は今後も薬物取締りを強化していく。好奇心や一時の勘違いで少しでも薬物を使うと、やめるのが難しくなる。これは社会に重大な危害をもたらす犯罪行為だ」

（翻訳：徐睿洋、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：joy、出典：khaosod）