[WHO、COVID-19危機に対するタイの優れた対応を称賛]

タイのメディア報道によると、タイ首相府のダイ・スリ副報道官は、世界保健機関（WHO）のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長がタイのアヌティン副首相兼保健相に直接書簡を送り、ユニバーサル・ヘルス・アンド・プリベンション・レビュー（UHPR）プロジェクトの試験国としてのタイの選定の進捗状況について説明したと語った。同氏は、WHOは現在、UHPRプロジェクトから収集された情報に基づいてガイドラインを準備中であり、タイが引き続きこのプロジェクトに参加し、WHO加盟国と世界に貢献することを期待していると述べた。

世界保健機関の事務局長は、政府、民間企業、社会レベルでの積極的な協力に加え、政府高官による国家防疫政策の導入への支援やタイの比較的健全な医療・保健制度など、流行中のタイの良好な対応を称賛し、そのおかげでタイ国民とタイ国内に住む人々に十分な支援を提供できたと述べた。

ダイ・スーリ氏は、WHO事務局長も、今年5月の世界保健総会（WHA）でタイが講じた防疫措置が発表されて以来、WHO加盟国の間で大きな反響と関心を呼んでいると述べた。タイの防疫経験は現在、新たな世界的流行危機への対応に関するWHO加盟国のガイドラインの一部として参照されている。

UHPRプロジェクトに選ばれた国と地域は世界で計4カ国と地域あり、東南アジアではタイが唯一の選定国であると報告されている。
（翻訳：楊春梅4.0翻訳工房、出典：TNNオンライン）