タイ国政府観光庁は2023年までに2000万人の観光客誘致を目指す

12月7日のタイメディアの報道によると、新型コロナウイルス感染症の流行前、タイを訪れた中国人観光客は1100万人に達し、月平均で約100万人に達していた。新型コロナウイルス感染症の発生以来、中国は「動態ゼロクリア」政策を実施し始め、タイを訪れる中国人観光客は減少し始めた。タイもタイムリーに観光市場を調整し、ASEAN、欧米、インドへと方向転換した。

一方、タイのメディアは、中国が来年3月の「両会」後に政策を緩和する可能性があると予測しているが、国の完全な開放は、中国がアジア競技大会を開催する2023年9月末まで実現しないと見込まれている。現在、タイ国政府観光庁の中国事務所が上海や成都などで旅行パッケージの販売を開始したとみられる。

タイ国政府観光庁のユタサック・スパソーン局長は、中国人観光客の海外旅行が許可されれば、滞在期間が長くなることが予想されると述べた。タイ国政府観光庁は最近、ビザなしの観光客と到着時にビザを取得する観光客のタイ滞在期間を延長するよう政府に勧告した。この措置は今年10月1日から発効し、2023年3月31日まで続く。

また、タイ国政府観光庁は2023年に海外観光客2000万人（中国・ロシア人観光客は除く）の誘致を目標としており、中国やロシアなどの主要市場が回復すれば2000万人を超えることになる。 「タイの観光産業を活性化し、流行前のレベルに戻す」ことは、タイの継続的な取り組みの方向性のままである。現在、タイは観光客の消費を促進するために、娯楽施設の営業時間を午前4時まで延長することを計画している。

（翻訳：李清玄4.0翻訳工房、校正：wan、出典：thaipbs）