プラユット首相は新政権発足を決めた後、初めて長文の記事を発表し、自身の気持ちを表明した。

タイ情報ネットワークは1月13日、タイ副首相で人民の力党の党首であるプラウィット・ウォンスワン氏が、プラユット・チャンオチャ首相の統一タイ国民党への入党について自身の考えを表明する投稿を自身のフェイスブックページに投稿したと報じた。投稿内容は以下の通り。

「周知のとおり、タイの政治情勢は2014年に劇的な変化を遂げた。政治危機を救い、経済的損失を減らし、国家の安全を守るため、当時陸軍司令官だったプラユット将軍は同年5月22日に軍事クーデターを起こし、タイの新首相に就任した。」

「私は2005年に陸軍司令官の職を退きましたが、タイの政治情勢の発展と方向性には常に注目してきました。そのため、プラユット氏が政権を握り、新政府を樹立して新憲法を制定したとき、状況を安定させ、タイの経済的、社会的発展を促進するために、副首相として新政府チームに参加するというプラユット氏の招待を受け入れました。」

「プラユット氏と私はともに職業軍人です。国を守るために長期にわたる軍事訓練を受けており、政治は得意ではありません。アピシット政権時代に国防大臣を務めましたが、軍の安定維持に尽力しただけで、政治は得意ではありませんでした。国民が総選挙をできるだけ早く実施するよう求める中、当時の政府は国民の要求を感じ取り、政府の正当性は選挙によってもたらされ、世界の人々の承認を得る必要があると認識しました。そのため、国を民主体制に戻すため、新憲法の起草プロセスを加速しました。憲法が起草された後、権力を国民に返す時期が来たため、プラユット将軍も首相選挙に参加すると発表しました。私は人民の力党政権の樹立を支持し、プラユット氏を首相候補に指名しました。」

「1月9日、プラユット氏は総選挙で彼を支持していた政府の人民の力党を離党し、総選挙に参加するために彼のために特別に結成された新党『統一タイ国民党』に入党しました。そのニュースを知ったとき、私は言葉を失い、かつて『サンパ・アヌポンよ、永遠に』と言いました。今日に至るまで、私たちに対する私の気持ちは変わりません。私は彼を支持しますし、彼の将来の政治キャリアの成功を祈ります。」

「政府人民の力党については、党首として責任を負い、党員を一人も見捨てないことを宣言します。党員と私を支持、信頼するすべての人々を率いて次の総選挙に参加し、再び政権を樹立する第一党となるつもりです。」

（翻訳：Long Haining 4.0 Translation Workshop、レビュー：Wan、Zhongtai、出典：Spring News）