タイは子供の肥満率でASEAN第3位

タイのメディア報道によると、3月4日の世界肥満デーに発表されたデータによると、タイの子供の太りすぎと肥満率はASEANの中で上位3位に入っているという。

タイ保健省のスワンチャイ局長は、データによると、ASEAN諸国の子供のうち、0～5歳のタイの子供の9.13%、6～14歳の学齢期の子供の13.4%、15～18歳の青少年の13.2%が太りすぎまたは肥満であることが示されていると述べた。世界肥満連盟は、2030年までに20歳未満の肥満および過体重の割合が50%に達する可能性があると予測しています。

専門家が、子どもの健康に影響を与える食品や飲料（糖分、ナトリウム、脂肪分が多いもの）の摂取状況を調査したところ、子どもの約3分の1が毎日、加糖牛乳、膨化食品、炭酸飲料を摂取しており、5分の1の子どもが毎日、甘い飲み物（水）やフルーツジュースを飲んでいることが判明しました。 2020年のタイの子供の購買行動調査によると、子供の27.7%が自分の好みに基づいて食品を購入しており、食品の食用価値を考慮する子供はわずか8.1%でした。太りすぎや肥満の子供の数が増加している主な原因は、ソーダ、甘い飲み物（水）、揚げ物、油、ファーストフード、スナック、焼き菓子（パン）、甘いデザートなど、糖分、ナトリウム、脂肪分の多い食品の摂取です。さらに、商店主は値下げや無料プレゼントなどのマーケティング手法を使って子供たちに食品を買わせようとしており、子供たちが高糖質、高塩分、高脂肪の食品を食べることが当たり前になっている。

蘇湾仔氏は、親や学校に対し、子どもの健康に関する関連知識を理解するよう呼びかけた。食品を購入し栄養を補給する際は、子どもに有益で栄養バランスに合致した良質の食品を選び、子どもの高糖質、高塩分、高脂肪の食品摂取を減らすべきだ。人体に必要な5大栄養素をバランスよく摂取し、米、麺類、赤身の肉を適度に食べることを推奨する。子どもたちに良い食習慣を身につけさせ、甘いものは週に2回以上食べないようにし、魚や魚製品は少なくとも週に1回は食べるようにしましょう。鶏肉、豚肉、牛肉などの肉類やその他の肉製品の摂取は週2回以上、卵は1人あたり2～3個、肝臓、血液、小魚、乾燥豆、サトイモ、ジャガイモは週1回以上、果物や野菜はもっと多く食べるようにしてください。さらに、子どもの食事摂取量は年齢に応じて適切であるべきであり、多すぎても少なすぎてもいけません。

最後に、スワンチャイ氏は運動にも注意を払うべきだとも述べた。運動は食事管理の重要な部分である。子どもの免疫力を高め、健全な成長を確実にするために、子どもは親の監督や付き添いのもと、ランニング、サイクリング、ジャンピングジャック、縄跳び、腹筋、腕立て伏せなどの簡単な有酸素運動を毎日少なくとも60分（10分以上中断せずに継続）行うことができる。さらに、子供は十分な睡眠をとるようにしなければなりません。子供の心臓、脳機能、身長などの正常な発達を促進するために、6～13歳の子供は1日9～11時間、14～17歳の子供は1日8～10時間眠る必要があります。

（翻訳：Xuan Ruishu、4.0 Translation Workshop によるレビュー：wan、出典：ch3plus）