男性はバルコニーから隣人の友人の家に登ったが、転落して死亡した。

タイメディアの報道によると、3月12日午後4時頃、ノンタブリー県バンヤイ警察署は、サオトンヒン郡の男性がアパートの5階から転落したとの通報を受けた。法医学者と華僑保徳山会館のボランティアらが現場に赴き、調査を行っている。証拠から、死亡したのは36歳の運転手アノン氏であることが判明した。彼の手は部屋のバルコニーからのほこりで覆われており、周囲には植木鉢や日よけの破片が散乱していた。

捜査官らは尋問の結果、被害者はアパートの5階で友人らと暮らしていたこと、また室内に争いの痕跡は見つからなかったことを知った。事件前、

バンヤイ警察署は、アパートに住む誰かが助けを求めているという通報を受けた。警察署は警官を派遣し、アパートの管理人とともに2階を調べさせたが、警察に通報した人物の部屋は見つからず、電話も通じなかった。そのため、警察は転落の10分前に捜査を打ち切った。

事件現場の向かいの建物の防犯カメラには、遺体が転落する様子が映っていた。監視カメラの映像には、午前3時23分に亡くなった人の遺体が日よけとキャンバスにぶつかり、地面に倒れた様子が映っていた。事件当時、建物の前では10代の若者たちがサッカーをしていた。誰かが倒れる音が聞こえ、子どもたちは怖がった。

目撃者のグヴェタイ氏によると、彼はそこに座って草刈りをしていたところ、妹がオレンジを持ってきたので、椅子に座ってオレンジを食べた。その瞬間、亡くなった人が転倒して日よけにぶつかるのを目撃した。グヴェタイ氏は急いで現場に駆けつけ、警察に通報した。

亡くなった女性の姉によると、彼女の兄は友人らとアパートに住んでいた。友人らに尋ねたところ、何の問題も見つからなかったため、兄が転落死した原因はいまだに不明である。

当初、警察は、被害者が隣の部屋にいる友人を探すためにバルコニーに登ろうとしたが、滑って転落したのではないかと考えていた。現在、警察は事件の原因を精力的に捜査しており、その後、救助隊員らが遺体を法医学研究所に搬送し、解剖を行った。

（翻訳：王 陸野、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：khaosod）