ミャンマー国境で武力衝突が勃発、5,000人以上の難民がタイに流入

4月6日のタイメディアの報道によると、ミャンマー国境地帯で武力衝突が勃発し、双方の兵士に多数の死傷者が出た。多くのミャンマー難民がタイに避難した。

昨日、カレン民族同盟/カレン民族解放軍平和委員会（KNU/KNLA-PC）とパラオ人民防衛軍（パラオPDF）の武装勢力がBGF（カレン国境警備隊）の陣地を攻撃し、軍のキャンプを焼き払った。衝突は、タイ国境から3キロ離れたターク県イェラマート郡メーチャラオ郡バンワンパ郡第4村の向かい側で発生し、大きな銃声が聞こえた。

双方の銃撃戦はミャンマー国境地域（タイのメーソート郡対岸からイェラマート郡対岸）の人々に影響を与えた。その結果、ここ数日、多くのミャンマー難民がタイのメーソート郡とイェラマート郡に流入している。イェラマート県とメーソート県には計5,428人の難民が逃れたと報告されている。現地スタッフは、計3,264人を収容するイェラマート県の4か所と、800人以上の子どもを含む計2,164人を収容するメーソート県の6か所、計10か所の安全地帯を確保した。

さらに、メーソート県の第14歩兵連隊の特別部隊の兵士たちは、イェラマート県警察やイェラマート県行政と協力し、さまざまな天然の桟橋に沿ってタイに入国するミャンマー難民を監視し、地元の行政機関や民間部門と連携して難民に食糧を供給した。

（翻訳：ハン・シュミン、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：ワン、出典：nationtv）