タイのロイクラトンの今年の消費者支出は12年ぶりの低水準に落ち込む可能性

11月16日のタイメディアの報道によると、タイ商工会議所大学の学長で、商工会議所大学経済・ビジネス予測センターの主任顧問を務めるタナワット氏は、11月8日から12日にかけてタイ全土の1,240人を対象に実施した「2021年のロイクラトン祭り（11月19日）におけるタイ人の消費行動」に関する世論調査の結果を発表した。ほとんどの回答者が、今年のロイクラトン祭りの雰囲気は昨年よりも強くなるだろうと予測した。しかし、回答者の80％以上が、今年の休暇中の支出は昨年とほぼ同じに減少し、流行に対する懸念が続くこととタイの経済回復の遅れにより、人々は消費に慎重になるだろうと答えた。

ロイクラトン行事に参加する予定があると答えた回答者の割合は昨年の49.7%から56.2%に増加したが、休暇中の購買力がまだ大幅に回復していないことを反映して、消費に対しては依然として慎重な姿勢が続いている。今年のロイクラトン祭りの総支出額は約91億4,700万バーツと予想されており、前年比3％減となる。タイが大洪水に見舞われた2011年を除けば、今年のロイクラトン祭りの消費者支出の予想値はタイで過去12年間で最低となる。

（出典：人民日報）