ウルムチにいた第4、5陣のタイ国民は、生死の境を経験しながらも、無事にタイに帰国した。

タイメディアの報道によると、3月5日、ウクライナに滞在するタイ国民の第4、5グループがスワンナプーム空港に無事到着した。ルーマニアのブカレストからタイに帰国する16人とポーランドのワルシャワからタイに帰国する45人の2つのグループのタイ国民は、タイ外務省によってノンタブリー県での集中検疫のために手配された。

ナコンラチャシマから帰還した人は、ウクライナで救助を待っていた時の体験を振り返り、こう語った。「私たちは以前ウクライナで働いていましたが、軍事衝突のニュースを見てとても怖くなりました。ウクライナで働くよう連れて来てくれた上司に連絡し、キエフから避難所まで案内してもらいました。その途中で、生死の境をさまよいました。頭上を砲弾が飛んできて爆発したのです。忘れられない瞬間でした。国が手配してくれた帰国用の飛行機に実際に乗ったとき初めて、私たちは安心しました。」

（出典：thairath、翻訳：joy）