タイの大学生団体が共同で上院議員に対し、世論を尊重し、奇妙な仕組みを利用しないよう要請

タイ・インフォメーション・ネットワークは5月16日、タイのメディア報道によると、総選挙で下院の非公式開票結果に基づき進歩党が最多議席を獲得し、その後上院の250議席をめぐる投票が行われると報じた。タマサート大学の学生団体は共同声明を発表し、政党と250人の上院議員が世論を尊重する新政府を樹立することを期待した。

声明では、2023年のタイ総選挙は2017年のタイ憲法公布後に実施される2回目の選挙であり、2014年のタイクーデター後に実施される2回目の選挙となると述べられた。タイの民主政権は、ほぼ10年間、クーデターの犯罪的遺産に悩まされてきた。上院議員は250人いるが、独立組織の統制、干渉、人権侵害により、ここ数年タイの政治は混乱し、国民にこの国での生活に希望を与えることができていない。したがって、選挙は現在、国民に受け入れられている唯一の方法です。選挙には多くの障害があり、特に選挙管理委員会の非専門的な作業方法がありますが、人々は自分たちの声がタイに変化をもたらすことができると今でも期待しています。

投票と選挙が終わった今、人々は政治家と政党が国民への約束を果たすことを望んでいます。特に政府を樹立することに関してはそうです。上院議員が世論を尊重し、合法で従順な源泉から生まれ、「奇妙な」仕組みを使わない新しい政府が誕生することを人々は望んでいます。それは民主的なプロセスを回復し、真に権力を国民に返すでしょう。

（翻訳：王 呂野、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：CH7HDNews）