台湾の募金詐欺事件の容疑者が20年以上逃亡の末、タイで逮捕された！金額は40億を超える

タイ情報ネットワークによると、タイ国家入国管理局は最近、台湾（中国）が発行した指名手配令状に基づき、64歳のゴールデン（仮名）とその妻を逮捕することに成功した。2人とも中国国籍（台湾）である。

容疑者２人は２０００年から２００１年にかけてリッチモン社の資金調達詐欺事件に関与した疑いがあるとみられる。この事件の被害者は４０００人以上、被害額は１億１４００万ドル（約４０億バーツ）に上る。その後、2人は20年以上逃亡生活を送り、身元を隠して北米のベリーズに逃れ、ベリーズの市民権とパスポートを取得するために投資した。それ以来、2人は新しい名前と身元を使ってベリーズで暮らしている。 2018年まで、2人はベリーズのパスポートを使ってエリートビザでタイに入国し、バンナー地区の高級マンションで人里離れた生活を送っていた。

警察が二人が台湾からの逃亡者だと知るまで、彼らのビザは取り消されなかった。ビザが取り消されたことを知った2人は飛行機のチケットを購入し、荷物をまとめてシンガポールへの逃亡を準備したが、アパートの駐車場で警察に逮捕された。

ゴールデン氏とその妻は、以前に逮捕された12人以上のギャングメンバーと共謀し、リッチモンという偽の会社を設立したと報じられている。彼らは、外国為替先物取引などの金融商品の規制権限を得るために、ジュネーブ機関の管轄下にあるリッチモン銀行の子会社であると主張し、2か月ごとに4％の利益、または年間24％以上の金利収益が得られると投資家に信じ込ませるために虚偽の財務諸表と損益計算書を作成しました。しかし、ゴールデン氏らは後に、ラトビア共和国にあるリッチモン社の口座が凍結され、投資家が以前に投資した40億バーツ以上を回収することは不可能になったと主張した。実際のところ、いわゆるジュネーブ機関やリッチモン銀行は存在しません。

ゴールデン氏とその妻を逮捕した後、タイと台湾の警察は共同で資金の流れやその他の資産の経路について尋問した。タイ警察は現在、1500万バーツ相当の高級マンションと銀行口座の200万バーツの資産を押収しているとみられる。事件は台湾で発生しており、2人がタイで違法行為を行った事実は確認されていないため、タイ警察はまだ彼らの資産を凍結していない。容疑者２人は台湾に強制送還された後、さらに捜査が行われる予定。

（翻訳：李清玄、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan）