警察官３人が共謀して犯罪を犯した！約2億元の訴訟に新たな進展あり

タイ情報ネットワークによると、バンコクのトンロー警察は3月26日、カンボジア人男性が通帳を紛失したため新規申請が必要だという銀行員からの報告を受けたが、銀行口座から1億7600万バーツを引き出そうとして書類を偽造していたことが発覚した。警察が現場に到着したところ、男性と他の７人が使用していたパスポートとビザが偽造品であることが判明し、「許可のない外国人の不法入国」の容疑で逮捕・起訴された。カンボジア人男性が所持していた通帳の所有者は麻薬王であり、中国警察に指名手配されている犯罪容疑者であると報じられている。それ以来、タイ警察は事件に関与した容疑者の捜索と巨額の資金の出所の捜査を行っている。

警察の捜査で、この事件にはピチット県の地元警察署とサムットプラカーン県の警察署の警察官が関与していたことが判明。彼らは事件に関わる銀行口座の凍結を違法に命じ、その後、カンボジア系中国人男性とタイ人を含む7人に偽造文書を作成させ、バンコクのトンロー地区の銀行から現金を引き出させた疑いがある。

6月15日、タイ国家警察副長官のスラチェット警察総監が警察クラブでこの件について記者会見を開いた。スラチェット警察長官は、警察はまず関係する口座を違法に凍結し、次に人々に銀行から金を引き出すために偽造文書を作成するよう求め、その後、その金を山分けしたと述べた。捜査の結果、ピチット警察署の警察官が1億7600万バーツを押収するための捜査報告書を発行する理由はなかったことが判明し、関係警察官は警察署に出向き、予備的な説明を行った。

スラチェット警察長官は、この事件はサムットプラカーン県の警察署長が容疑者の900以上の口座の凍結を違法に命じた事件に似ていると述べた。捜査の結果、この2つの事件は関連しており、同じ犯罪組織が犯行に及んだことが判明した。彼らはまず容疑者の口座を違法に凍結し、次に銀行からお金を引き出すために偽の証明書を作るよう人々に求めた。

来週にはピチット県とサムットプラカーン県の少なくとも3人の警察官に対して告訴が行われると予想されている。現在、金を引き出すためにトンロー警察署を訪れた7人の容疑者は15万バーツの保釈金を支払い、一時的に保釈されている。現在、事件に関係する口座名義人であるウィビン・ワン氏の1億7600万バーツの資金は、トンロー警察署とピチット警察署によって依然として凍結されている。

（翻訳：陳志軒、4.0翻訳工房、校正：wan）