タイのカンボジア人労働者寮でナイフによる襲撃事件が発生、1人が死亡！

タイメディアの報道によると、警察は7月23日午前2時30分、チョンブリー県パントン郡バンガオ通り2村の寮でナイフによる襲撃があったとの通報を受け、直ちに救助隊に連絡して現場に急行した。

現場はフェンスで囲まれた5階建ての寮棟だった。建物の周辺では、ワン・タ（カンボジア国籍）という名の19歳の男性が死亡しているのが発見された。彼は左の肋骨を鋭利なもので刺されており、ショック症状を示す重篤な状態だった。救助隊はすぐに彼に心肺蘇生を施し、パントン病院に連絡して医療チームを派遣して救助を依頼した。

尋問の後、カンボジア人の目撃者は、2階の階段で誰かが叫ぶ声が聞こえ、その後3、4人の男が階段を駆け下りて現場から逃走したと述べた。その後、誰かが負傷者を階下に運び、助けを求めているのを目撃した。故人の姉（カンボジア国籍）は、自分と弟は別の部屋に住んでいたと語った。事件当時、彼女は寝ていて誰かが叫ぶ声が聞こえたので部屋から出て、弟が怪我をしているのを目撃した。彼女は上の階から誰かが見ていることには気付いたが、容疑者の顔ははっきりと見えず、兄が誰かに対して恨みを抱いているかどうかもわからなかった。

警察は現場の１階と２階をつなぐ階段を調べたところ、わずかな血痕しか見つからず、証拠写真を撮影した。その後、警察が寮の管理人に事情聴取したところ、容疑者4人が寮から出て行ったことが判明した。警察は捜査員に逃走経路と思われる場所を捜索するよう通知したが、容疑者4人はまだ見つかっていない。警察は、傷が小さく、床に少量の血が付着していただけだったことから、容疑者が段ボール製の引っかき棒を使って犯行に及んだ可能性があると推測した。警察の捜査の結果、容疑者4人は全員カンボジア人であることが判明した。

この事件では、警察は寮の管理人と寮生を召喚して供述を録取し、数日以内に容疑者４人を逮捕する予定だ。警察は、この事件を捜査し、容疑者が適切な法的処罰を受けるよう全力を尽くします。

（翻訳：黄一新、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：thaich8news）