タイ人男性は薬物を摂取して幻覚症状を起こし、追われていると主張し、妻と娘を連れて「逃げた」。

タイメディアの報道によると、8月31日午後3時30分、勤務中の警察は、ラットプラオ五差路交差点に向かっていた不審な黒いいすゞのピックアップトラックを発見した。しかし、車両はカンペーンペット交差点を通過したところで突然停止し、引き返した。この行為により、交通警察は車内に禁止物品が隠されているのではないかと疑うようになった。

その後、交通警察が現場に急行し、緊急封鎖を行い、ビッグC出口で車両を止めた。警察は容疑者を説得しようとしたが、容疑者はそのまま逃走しようとした。

調べたところ、42歳のAさんは容疑者の妻で、生後9か月の娘を抱いていたことがわかった。妻は、27歳の夫B氏がメタンフェタミンを服用した後に幻覚を起こし、誰かに追いかけられていると感じ、自分と生後9か月の娘を怖がらせたことを認めた。交渉の末、Aさんは娘を抱きかかえて車から降り、熱心な市民らは警察と協力して容疑者逮捕に取り組んだ。この一連の作業は30分以上続いた。

予備調査により、B氏は以前の失業による過度のストレスから、家族とともにナコンラチャシマからバンコクまで車で仕事を探しに行ったことが判明した。 B氏は飲酒運転の罪で起訴され、警察署に連行されて尿検査を受けたが、薬物残留物は検出されなかった。警察は救急車を手配し、Aさんと娘さんに応急処置を施した後、証人として尋問するために警察署に連行した。

（翻訳：黄欣穎、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：Mathon）