「失敗した軍用犬」のオークションが盛況で、ラブラドール・レトリバーの「リーン」が10万バーツ近くで落札された。

タイメディアの報道によると、1月27日、ナコンラチャシマのタイ王国陸軍犬基地で「失敗した軍用犬」のオークションが開催され、多くの入札者が集まり、イベントの雰囲気は非常に盛り上がったという。このオークションでは、ラブラドール6匹、ジャーマンシェパード28匹、マリノア20匹を含む、軍用犬の基準を満たさない犬計54匹が競売にかけられた。落札されなかった軍用犬の最低入札価格は 1,500 バーツで、入札ごとに 100 バーツずつ値上がりします。入札者 1 人あたり、軍用犬 2 匹まで入札できます。

オークション当日の早朝、愛犬家たちがオークション参加登録に集まりました。入札者の中には、失敗した軍用犬のオークションに興味を持った理由として、これらの犬は既に予備訓練を受けており、性格が比較的おとなしく、攻撃性も少なく、ペットと仲良くできるからだと述べた者もいた。オークションでは、最低取引価格は7,000バーツ、最高取引価格は95,000バーツだった。取引されたのは、現在2歳10ヶ月のラブラドールNo.34「リーン」。 「リーン」を落札した入札者はバンコク在住。本日のオークションに参加するために10万バーツを用意した。入札したかったのは1匹だけで、鼻が赤い犬が好みだという。落札できれば、この犬を家に連れて帰り、自分の子供のように育てるつもりだという。 「リーン」は多くの犬好きの心も掴んでいて、一緒に写真を撮りに来る人もたくさんいます。

現在、軍用犬基地には700匹以上の軍用犬がいると伝えられている。毎年、生まれたばかりの子犬が軍用犬の選抜に参加し、最終的には訓練に参加した犬の半数が本物の軍用犬になる。例えば、1年間に2回の訓練コースがあり、各コースに70匹の軍用犬が選ばれ、合計140匹の犬が選ばれると、訓練に参加する犬は280匹になります。軍用犬の選抜基準には、健康、知性、活動性、敏捷性、機知、命令に従う能力などが含まれます。評価に不合格となった犬はオークションにかけられ、軍用犬基地の負担軽減と政府の財政収入増加を図る。この活動は政府の運営方法の一つとも捉えられており、その収益は活動の発展促進に使われる予定だ。

（翻訳：徐佳4.0翻訳工房、レビュー：金田、出典：NationTV）