タイ政府、路上物乞いを取り締まる措置を講じる

タイのメディア報道によると、チョンブリ県の住民や観光客は最近、主要な観光地で外国人物乞いが地面に座り物乞いをしており、観光客に多大な不便を強いているほか、地元の観光都市のイメージにも悪影響を及ぼしていると苦情を訴えている。タイ首相府のラグラオ副報道官は2月3日、政府が物乞いを合理的に取り締まるために関係民間部門との連携を強化し、監視する職員を派遣したほか、歩道や公共の場での違法行為の取り締まりを引き続き強化していることを明らかにした。

ラグラーオ氏は、物乞いは違法行為であり、違反者は1ヶ月以下の懲役か1万バーツ以下の罰金、もしくはその両方を科せられると述べた。物乞いをして利益を得ようとすると、罰はさらに厳しくなります。タイ社会開発・人間安全保障省によると、2023年10月31日時点でタイ国内に物乞いの人は7,151人おり、そのうち4,686人がタイ人、2,465人が外国人で、最も物乞いが多い地域はバンコクだった。

一人で物乞いをしている外国人物乞いについては、職員が直ちに逮捕措置を取り、事件終了後に出身国に強制送還します。子どもと一緒に物乞いをしている場合は、物乞いと子どもの血縁関係を確認するために、子どものDNAが検査されます。血縁関係が判明した場合、DNA検査の結果は地元の警察署に報告され、出身国への送還が調整される。血縁関係がない場合は、関係法に従って適切な法的措置が講じられるよう、DNA検査の結果を地元の警察署にも報告する必要があります。

ラグラーオ氏は、政府は社会に存在する不平等を是正し、国民が公共福祉に平等にアクセスできるようにし、生計を立てられるよう雇用を創出すべく取り組んでいると指摘した。したがって、路上で物乞いに出会ったときは、この違法行為を助長しないように、彼らに直接お金を与えてはいけません。代わりに、緊急福祉管理センターに積極的に報告することが、問題に対処し、国のイメージを維持するもう一つの方法です。

（翻訳：陳曼、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：bangkokbiznews）