台湾人女性、刑務所で新型コロナ感染し死亡

タイ情報ネットワークによると、6月6日、バンクワン中央刑務所の職員がノンタブリーのバンムアン寺で台湾出身の女性囚人の遺体を火葬した。伝えられるところによると、この台湾人の囚人は63歳で、名前は葉文成。麻薬事件の囚人で、裁判所から終身刑を宣告されている。彼はその後、刑務所内で新型コロナウイルスに感染し、体調を崩した。刑務所内の仮設病院での治療が奏功せず、死亡した。

寺の住職によると、寺は午前中に刑務所職員から受刑者の遺体の処理を手伝うよう電話を受けたという。この囚人は麻薬事件で終身刑を宣告され、さらに28年の刑期を務めるはずだったが、新型コロナウイルスに感染し、突然死亡した。現在、刑務所は受刑者の親族と連絡が取れないため、感染症法に基づき、寺院に受刑者の葬儀の協力を依頼した。刑務所が囚人の死亡証明書を発行した後、その日の午後、囚人の遺体は寺院で処分された。

遺骨については、新型コロナウイルス感染症の終息後、遺族が寺に連絡し、故人の遺骨を故郷に持ち帰って葬儀を執り行いたいと依頼した場合に備えて、寺が保管する。寺が遺骨を持ち帰り、遺族に返すこともできる。

（出典：Sanook、編集：Zhifou）