タイ警察が中国の倉庫2つを押収、偽造品の価値は3億ドルを超える

タイ情報ネットワークによると、2月15日、タイ中央捜査局と食品医薬品局が共同でバンコク周辺の倉庫2か所を捜索し、偽ブランド品や違法商品を大量に押収した。押収された品目は計142点、その価値は3億バーツ以上。

消費者保護犯罪撲滅ユニットは、有名ブランドの化粧品、医薬品、ハーブ製品、指先酸素濃度計、体温計、酸素濃縮器などの医療機器製品の販売に関して、消費者から多数の苦情を受けています。通報を受けて警察が捜査したところ、これらの偽ブランド品や違法商品は主に中国から密輸され、パトゥムターニー県クローンルアン郡の倉庫に隠され、タイ国内の十数か所の有名オンラインプラットフォームで販売されていたことが判明した。

2月14日、食品医薬品局はパトゥムターニー県裁判所の捜査令状を所持し、パトゥムターニー県付近の関連地域を対象に捜索を実施し、パトゥムターニー県クローンルワン郡の倉庫と番地のない住宅の2か所の可能性のある場所を発見した。両場所の所有者は中国人であった。

食品医薬品局のティラチャイ副事務総長は、偽造医薬品や安全性・品質保証の欠如のリスクがあるため、インターネットやその他のソーシャルメディアを通じて健康製品や化粧品、特に医薬品を購入する際には注意するよう消費者に注意を促した。

（出典：bangkokbiznews、翻訳：wan）