タイとカンボジアは通信詐欺犯罪に積極的に取り組み、7月11日に覚書に署名する予定である。

タイ情報ネットワークによると、タイ首相府のダイ・スーリ副報道官は7月5日、閣議で「通信詐欺犯罪対策におけるタイ・カンボジア協力に関する覚書」が可決されたと述べた。覚書は、両国の職員に、受入国の法律に適合した適切な実施枠組みを提供することを目的としている。

ダイ・スリ氏は、この覚書に基づき、タイとカンボジアは以下の活動を共同で実施すると述べた。
1. 覚書の枠組み内で、特に通信詐欺との戦いに関する知識と技術的専門知識を交換する。
2. タイとカンボジアの関係部署間の調査と証拠収集を円滑に進めるためにコーディネーターを任命する。
3. タイとカンボジアの間の人身引渡し条約及び両国の法律と規則​​に従って、引渡し手続きを調整し、促進する。
4. タイとカンボジアの関係職員による合同作業部会を設立する。
5. 双方が合意したその他の協力

この覚書は署名日から3年間有効となり、書面による合意によりさらに3年間延長することができる。調印式は7月11日にカンボジアで開催される。

（wan編集、出典：nationtv）