タイ当局は、シノバックワクチンがインドの変異ウイルスに対して75％の有効予防率を持っていると発表した。

タイメディアの報道によると、タイ政府の公式フェイスブックアカウント「Thai Kuhua」がツイートを更新し、シノバックのワクチンがさまざまな種類の変異ウイルスに対して有効な予防率を持っていることを指摘した。関連研究結果によると、シノバックワクチンを2回接種した後、英国変異ウイルスに対する人体の有効防御率は90％と高く、インド変異ウイルスに対する有効防御率は75％である。

このツイートでは、タイ保健省がタイ国民4カ所を対象にシノバックワクチンの有効性に関する報告書を発表したことも指摘した。詳細は以下の通り。

1.プーケット県では、2021年4月から5月にかけて1,500人以上の高リスク濃厚接触者を追跡し、そのうち124人の感染が確認されました。シノバックは、ワクチン未接種者と比較して、感染予防に90.7％の効果があることがわかりました。

2. サムットサーコーン県では、2021年4月に500人以上の高リスク接触者を追跡し、合計116人の確定症例が見つかり、感染防止の有効率は90.5％でした。

3. チェンライ県では、2021年6月に500人以上の医療従事者が追跡され、そのうち40人の感染が確認された。

4. 疾病管理局は2021年5月1日から6月30日までデータベースを使用して全国の感染した医療従事者を追跡し、シノバックワクチンの有効予防率は71％であることを発見しました。

2021年5月、タイでは英国変異ウイルスが流行し、シノバックワクチンの有効予防率は75％でした。2021年6月には、デルタ（インド変異ウイルス）が発生し、英国変異ウイルスに取って代わり、シノバックワクチンの有効予防率は20〜40％でした。

まとめると、シノバックワクチンを2回接種した場合、英国変異ウイルスの感染予防効果は90％、肺感染予防効果は85％、インドウイルスの感染予防効果は75％となる。

（出典：bangkokbiznews、編集：Zhifou）