タイ人女性はコロナウイルスに感染した後、漢方薬を服用したが、それでも死亡した。

タイメディアの報道によると、27日夕方、サムットプラカーン県のウッタラーカンド州警察は、住宅内で女性が死亡しているのが発見されたとの通報を受けた。その後、関係職員が現場に急行し、調査を行った。

死亡したのは7歳の娘と暮らす43歳の女性だったと報じられている。警察が現場に到着すると、亡くなった女性の娘は泣いており、事件当日の朝、いつものように母親（亡くなった女性）に起きるよう呼びかけたが、母親を起こすことができなかったと明かした。父親は治療のため病院に行き、家には彼女と母親だけだった。

遺族によると、夫は新型コロナウイルスに感染し、24日から隔離して治療していた。また、死亡者は生前に新型コロナウイルスに感染していたはずだと推測されている。実際、死亡者は検査と診断のために病院に行くことを望んでいたが、多くの病院は検査に応じなかった。

亡くなった人が住んでいた部屋は、いたるところに物が散乱しており、遺体のそばにはハーブを煮た電気コンロもあった。それだけでなく、咳止め薬や抗炎症薬など数種類の薬を含むさまざまな錠剤も発見されました。このことから、亡くなった人は自分が新型コロナウイルスに感染したことを知っていたに違いなく、そのためあらゆる手段を講じて薬を探したり、煮たハーブの匂いを吸い込んだりしてウイルスを殺そうとしていたと推測できる。彼女も部屋に隔離され、娘はリビングルームの外に留め置かれていた。

また、故人の夫によると、病院で治療を受ける前に、妻（故人）にも軽い感染症状が見られたため、妻はアンドログラフォリドとパラセタモールを購入して自分で服用し、漢方薬も飲んでいたという。しかしその後、家に電話をしても妻が電話に出ることはほとんどなく、最期まで妻が亡くなったことを知らなかったという。

死者の遺体は火葬のために寺に運ばれました。

（出典：Thairath、翻訳：Zhifou）