中国でタイ産ドリアンから新型コロナウイルスが検出された？タイの専門家：中国市場を失わないように注意すべき

中国新聞網が8月14日に報じたところによると、江西省贛州市張公区は13日、第三者検査機関から報告を受けた。華東市で輸入果物の定期検査中に、輸入ドリアンの外装サンプルから新型コロナウイルスの核酸検査で陽性反応が出たという。このバッチの輸入ドリアン30箱はすべてタイ産だった。その後、贛州市感染症指揮センターはポーターや管理者など職員からサンプルを採取し、核酸検査を実施したが、検査結果はすべて陰性だった。
このニュースが報じられた後、タイの多くのメディアでも報道されました。 8月15日、タイのチュラロンコン大学ASEAN研究センターのピティ教授がフェイスブックで見解を述べた。同氏は「タイは中国最大のドリアン輸入国で、総輸入量の90％を占めている。2020年の新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず、タイの中国へのドリアン輸入額は22億ドルに達した。タイが引き続きドリアン輸入国のトップであり続けたいのであれば、もっと注意を払うべきだ。さもないと他国に取って代わられてしまうだろう」と語った。
この点について、タイ・マンゴスチン・ドリアン輸出業者協会副会長のモントン・パリワット氏も「果物工場の経営者は、果物の梱包や包装に大量の労働者を雇う必要があることを否定できない。タイ政府はできるだけ早く果物工場の労働者にワクチン接種を行うべきであり、そうすれば中国の消費者の信頼が増すだろう」と述べた。

（出典：Thaipbs、China News Network、翻訳：周周）