アストラゼネカは今年タイに6100万回分のワクチンを供給すると約束

タイ情報ネットワークによると、タイ首相府のアヌチャ報道官は、タイのプラユット首相兼国防相がアストラゼネカのパスカル・クロード・ローラン・ソリオ最高経営責任者（CEO）と遠隔会議を開き、新型コロナウイルス変異株の予防や制御などの問題について話し合ったと述べた。アストラゼネカとタイ保健省は、残りのワクチンの配送を2021年12月までに完了し、配送量を6100万回分にすることを発表した。

アヌチャ氏は、アストラゼネカのワクチン供給の約束は、タイが2021年末までに合計1億2000万回分の各種ワクチンを購入し、6000万人をカバーするという目標を達成するのに役立つだろうと述べた。「1億回分のワクチンを購入し、5000万人に接種する」という当初の計画と比較して、進捗が速いため、免疫バリアの構築をより迅速に強化し、タイの医療システムへの負担を軽減し、経済をより迅速に回復させることができるだろう。

両者は来年の防疫対策についても協議した。アストラゼネカは、変異ウイルスへの防御力を高めるため、現在新たなワクチンを開発中だと述べた。タイ政府は2022年にワクチン6000万回分を追加購入する予定で、協議結果は9月にまとまる見通しだ。 （hushによる翻訳 出典：TNA）