タイの失業者数は第2四半期に73万人に達し、新卒者の失業率は急上昇した。

タイ情報ネットワークによると、タイ国家経済社会開発庁のダヌチャ事務局長は、2021年第2四半期のタイの失業率は1.89％で、第1四半期の1.96％から減少したと述べた。第2四半期の失業者数は73万人に達し、依然として高い水準にある。この段階で特に注意が必要なのは、新卒者の失業問題である。現在、失業中の新卒者は約29万人である。現在の疫病の影響で、失業率は上昇し続けている。高等教育および職業教育の卒業生のうち、12か月以上失業している者の割合は、第1四半期の11.7％から20.1％に増加した。

2021年第2四半期の就業率は前年同期比2％増加した。多くの労働者が故郷に戻り農業に従事し始めたため、農業関連事業の就業率は2.4％増加した。非農業関連事業の就業率は1.8％増加したが、食品業界の就業率は減少した。ダヌチャ氏は、現在のロックダウン措置は経済活動に不可避的な影響を及ぼしており、ほとんどの企業は現在の雇用水準を維持するよう努めているが、賃金カットを実施する可能性があり、第3四半期には失業者数が増加すると予想されると述べた。 （hushによる翻訳 出典：Thaipost）