サイバーセキュリティ会社が、タイに入国した1億人以上の観光客の情報が漏洩していたことを発見！

タイ情報ネットワークによると、英国のサイバーセキュリティサービス会社コンパリテックは、タイに入国した観光客約1億600万人の情報がオンラインで漏洩したと発表した。これらの観光客は過去10年間にタイを旅行した人々である。漏洩した情報には主に、氏名、性別、ビザの種類、パスポート番号、タイへの入国日、入国番号などが含まれている。

コンパリテックのサイバーセキュリティ研究チームは今年8月22日に観光情報が漏洩したことを発見し、タイ当局に通報、当局は23日に直ちに保護対策を強化したと報じられている。研究チームの責任者は、タイ当局は直ちに対応したものの、情報がどれくらいの期間漏洩していたかを知ることは不可能だと述べた。また、流出した情報は金融情報や連絡先情報ではないため、情報所有者に直接的な財産的損害を与えることはないが、旅行者は渡航履歴や居住状況などを明らかにする必要がないため、個人のプライバシーを侵害する疑いがある。 （hushによる翻訳 出典：Matichon）