サウジアラビアから帰国途中に死亡した男性の死因はまだ不明である。彼は先天性喘息を患っていた。

タイのメディア報道によると、71歳のタイ人男性がサウジアラビアからタイのスワンナプーム空港に到着後、空港職員により死亡しているのが発見された。職員らがATKを使って新型コロナウイルスの検査をしたところ、陽性反応が出ていた。

12月12日、疾病管理予防局長のタル氏は、この件について、死亡者は新型コロナワクチンを2回接種しており、追加接種は受けていなかったと述べた。また、死亡者はインフルエンザワクチンと髄膜炎菌ワクチンを接種していたが、遺族は薬剤アレルギーを否定していた。また、死亡者は先天性喘息も患っていた。

亡くなった人はタイに帰国する３日前に息切れ、倦怠感、咳などの症状を呈した。 12月10日に中国に帰国する際、死亡者は飛行機に搭乗する前に衰弱の症状を示していた。その後、タイ時間午前8時頃、死亡者の近くに座っていた乗客が異変に気づき、すぐに乗務員に知らせた。救助後、乗務員は死亡者に生命兆候がないことを確認した。

タル氏は、死者は中東呼吸器症候群の基準を満たしていたため、伝染病法に基づいて厳格な監視が必要だったと述べた。その後、スワンナプーム空港の疾病管理検問所の研究所で監視した結果、新型コロナウイルスの遺伝物質のみが見つかり、中東呼吸器症候群の遺伝物質は見つからなかった。死者の遺体は現在、死因を究明するため司法解剖に送られている。

（翻訳：Ruan Hongting、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：mgronline）