タイ、午後2時から午後5時までのアルコール販売禁止を解除？

政府はサービス業界16団体の提案に基づき、3月16日午後6時から午後7時までの酒類販売禁止を解除する。

3月16日、タイ酒類業界協会の事務局長で酒類販売会社の幹部でもあるタナコーン氏は、政府が以前から時代遅れの法律を調整・改正する準備をしており、最近政府が特定時間帯の酒類販売禁止を解除するとの報道があったことを明らかにした。そこで、酒類業界協会、小売協会、カオサン通り運営者協会、ケータリング協会など16のサービス団体は、政府に対し、1972年以来の酒類販売禁止を取り消す、つまり14:00～17:00の酒類販売禁止を解除するよう提案した。国家法整備委員会はさらにこの提案に対する内閣の承認を求める予定だ。

アルコール飲料協会の情報筋によると、新型コロナウイルス流行前、タイのアルコール飲料業界の市場価値は約1700億～1800億バーツだった。流行の発生後、タイは国境を閉鎖し、外国人観光客が減少した。その結果、国産ワインやアルコール飲料の価値は100億バーツまで下落した。 2022年に政策が緩和され、より多くのイベントや観光客の入国が許可されたが、一般物価の上昇、旅行費用の増加、中国が感染拡大抑制のために出国禁止政策を取ったことをはじめ、ロシアとウクライナの紛争が観光客の購買力や旅行意欲に与える影響などの問題に直面している。これらの要因により、サービス業の消費力は低迷し、アルコール飲料の消費量は期待通りに伸びていない。

（翻訳：ヤン・シュミン、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：Mathon）