家族12人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち1人はてんかんを患っていたが、医療スタッフは病気が発症するまで病院に搬送しないと述べた。

タイのメディア報道によると、タイでは11人の子供と1人の大人を含む家族が感染し、子供の1人がてんかんを患っていた。緊急ホットラインに電話したところ、スタッフから「けいれんが始まるまで待ってから病院へ送ってください」と言われた。

タイのボランティア団体は、子ども11人と大人1人の家族12人全員が新型コロナウイルスに感染し、緊急支援が必要だという助けを求めるメッセージをフェイスブックで受け取ったと発表した。ボランティアチームが調査を開始。現場に到着したスタッフが家の中にいたのは5歳から15歳までの子ども11人で、中には40.5度の高熱を出している子どももいた。新型コロナウイルスに感染した母親は職員に対し、子ども１１人のうち５人は自分の子どもで、残りは甥で、全員が新型コロナウイルスに感染したと話した。

母親は次のようにも語った。「子どもの一人がてんかんを患っているので、緊急ホットラインに電話して救急車を呼んでほしいと頼んだのですが、電話に出た職員は、子どもがてんかん発作を起こすまで病院に送らないようにと言われたので、地元のボランティア団体に連絡することにしました。2月4日から6日まで2回ホットラインに電話しましたが、どの団体も助けてはくれませんでした。」

ボランティアチームは当初、家族にアンドログラフィス・パニクラタ、咳止め薬、去痰薬、小児用解熱剤などの医薬品を提供し、医薬品の使用方法を伝えたと伝えられている。
（翻訳：Mo Caixing、4.0 Translation Workshop、レビュー：hush、出典：khaosod）