タイの10代の少年が敵を殺すために夜遅くに銃を持って病院に駆け込み、死刑判決を受ける

タイ情報ネットワークによると、4月10日、ブンカーン県警察は記者会見を開き、「4月8日夕方のパクカット病院救急室銃撃事件」が終結したと発表した。容疑者3人が逮捕され、殺人罪で起訴され、最高刑は死刑となった。

報道によると、4月8日の夕方、ブンカン県のパクカット病院で、男が銃を持って救急室に押し入り、スリチャイという名の患者に数発発砲し、スリチャイは4発の銃弾を受けてその場で死亡した。事件後、警察は直ちに捜索を開始した。調査の結果、両者の間に対立があったことが判明した。

4月10日12時、パクカット警察署長とパクカット地区長は共​​同で記者団のインタビューに応じ、事件は解決し、銃を持って病院に駆け込んだ21歳のブヤリ、ブヤリが現場から逃走するのを手助けした20歳のチャーリー、自転車でブヤリを病院に連れて行った26歳のバウィの計3人の容疑者が逮捕されたと発表した。同時に、犯行に使われたバイク２台と９ミリ口径の銃１丁が押収された。この銃は警察が２カ月前にメコン川沿いを巡回中に紛失したと届け出ていたもので、容疑者は８日夜に犯行に及んだ後、ゴム林に銃を埋めたという。

ブンカン県警察署長は、今回の事件で容疑者がこれほど早く逮捕されたのは関係部署の協力のおかげだと述べ、警察はこのような事件が二度と起こらないように緊急会議を開く予定だと語った。警察は当初、最高刑が死刑となる故意の殺人罪で容疑者を起訴したと報じられている。事件の捜査が終われば、夜間に政府庁舎に不法侵入したこと、許可なく銃を所持したこと、犯罪の証拠を隠したことなどに基づいて起訴される予定だ。

加害者のブリヤさんは、被害を受けたことへの怒りからこのような行動に出たと述べ、社会、被害者の家族、職員に謝罪したが、同様の考えを持つ人々に対し、このような行動は賢明ではなく、行動を起こす前によく考えるべきだ、さもなければ厳しく罰せられることになると思い出させたいと述べた。 （翻訳：Xiong Shiyu、レビュー：hush、出典：Thairath）