二つの死体と四つの命！中国で人を殺害した男がタイに逃亡した。台湾警察はタイ側に男の逮捕に協力するよう要請した。

タイ情報ネットワークの報道によると、台湾メディアは、元タイ人の男が利害関係から2人を殺害し、遺体を遺棄した疑いがあり、その後タイに逃亡したとの報道を発表した。

ニュースによると、6月10日、桃園高速鉄道駅の駐車場から悪臭がすると通報があった。警察が現場に到着すると、白いBMWの後部から悪臭がしており、車の後部からは黄色い染みがにじみ出ていた。車のトランクをこじ開けると、30～40歳の男女2人の遺体が見つかった。死後数時間が経過しており、頭には硬いもので殴られたような跡があった。警察は当初、殺人事件と推測した。

捜査の結果、死亡した女性はもともとタイ国籍で後に台湾国籍を取得し、死亡した男性は新しい移民証明書を持つタイ国籍であったことが判明した。検死の結果、女性は男の子と女の子の5か月の双子を妊娠していたことが判明した。死亡した女性の姓は李で、1986年生まれ、王容疑者（殺人犯）の同級生だったと伝えられている。彼女はもともとタイ国籍だったが、後に母親と一緒に台湾に移住し、国籍を台湾に変更した。彼女は死亡した男性と結婚していた。

警察は、犯人もタイ人で現在は台湾国籍であると推測している。犯人は金銭をめぐって被害者2人と争い、殺害し、2人の死体と4人の命が失われる悲劇的な事件を引き起こした。犯人の王は台湾の労働者寮で警備員として働いていた。当初は被害者2人と合弁事業を立ち上げ、被害者2人が主な出資者だった。しかし、合意した利益が得られなかったため、2人は王と会って話し合い、両者の間に争いが起きたと疑い、王は2人を殺害し、遺体を遺棄してタイに逃亡した。

現場の監視カメラを調べたところ、6月9日午前4時頃、王容疑者は白いBMWに乗って桃園高速鉄道駅の駐車場に行き、車を放棄してタクシーで死体遺棄現場から立ち去った。その日、別のタクシーに乗って桃園国際空港に行き、午前10時40分のJX741便に乗って海外へ向かい、午後1時30分にタイのバンコクに到着した。台湾警察はタイ側が殺人犯逮捕に協力してくれることを期待している。 （翻訳：Xuan Ruishu、4.0 Translation Workshopによるレビュー：hush、出典：CH3、taiwantopics）