世界ソフトパワー指数ランキング発表、タイはASEANで3位

タイ情報ネットワークは3月8日、タイメディアの報道によると、英国のブランドファイナンスコンサルティング会社ブランドファイナンスが「グローバルソフトパワー指数2024」を発表したと報じた。これは各国が政策を実施し、欠点を改善し、優位性を確立し、国家ブランドを最適化するための基礎を提供するものである。これを踏まえ、タイクリエイティブコンテンツエージェンシー（THACCA）がソフトパワーランキングレポートを発表した。

今年も米国は78.8点で第1位、英国は71.8点で第2位、中国は71.2点で昨年の第5位から第3位に上昇、日本は70.6点で第4位、ドイツは69.8点で昨年の第3位から第5位に下がった。タイは44.8点で世界40位となり、昨年より2.4ポイント上昇し、順位は2つ上がった。

ASEAN諸国の中では、タイは世界22位のシンガポール（54.4ポイント）と35位のマレーシア（45.7ポイント）に次いで3位となっている。ミャンマーはASEAN諸国の中で最下位で、30.3ポイントで世界136位となっている。

ブランド ファイナンスは、知名度、評判、影響力を指標として、ビジネスと貿易、ガバナンス、国際関係、文化と遺産、メディアとコミュニケーション、教育と科学、人々と価値観、持続可能な未来という 8 つのソフト パワーの柱に基づいて国を分析し、ランク付けします。さらに、それぞれの柱は、ビジネスの柔軟性、政治的安定、外交的影響力、人々の親しみやすさ、テクノロジーやクリーンエネルギーへの投資など、40以上のサブ項目に分かれています。

しかし、ブランド・ファイナンスは、世界各国のソフトパワーに関するデータを収集し、ランキング付けしている機関の一つに過ぎません。英国のPR会社ポートランドが発表している「The Soft Power 30」など、ソフトパワーのランキングレポートを作成している組織は他にも数多くあります。各団体は国際政治、経済、オリンピックの金メダル数、建築様式など異なる指標に焦点を当てているため、最終的に発表されるソフトパワーランキングは各団体の独自の見解に基づいています。

（翻訳：徐佳4.0翻訳工房、レビュー：wan、出典：ktnewsonline）