バンコクの台湾通信詐欺の巣窟2つが摘発され、被害額は6000万ドルに達した。

タイメディアが9月10日に報じたところによると、タイのインターネット警察はバンコクの通信詐欺の巣窟2か所を壊滅させ、台湾と中国の通信詐欺師3人を逮捕した。この事件に関わった金額は6000万バーツに上る。

9月9日、事件の捜査を担当する警察と関係者はサイバー犯罪対策本部で事件に関する記者会見を開いた。警察によると、7月21日、警察官を名乗る人物が相手方の指定した口座に総額690万バーツを振り込むよう強要し騙したと、オンライン警報システムを通じて数人が警察に通報したという。警察はその後事件の捜査を開始し、目撃者を尋問し、証拠を収集し、最終的にバンコクのアソーク・ラチャダー地区とラチャダー・スティサン地区の2つのアパートが犯罪の巣窟であると特定した。警察は直ちに裁判所に捜索令状を申請し、2つのアパートを捜索した。

捜索中、警察はアソーク・ラチャダー地区のアパートで32歳と23歳の台湾人容疑者2人を逮捕した。さらに警察は、SIMカードが装着された携帯電話33台、ノートパソコン、タブレット、パスポート、クレジットカード、ATMカードなど、犯行に使用された道具40点以上を発見した。

（翻訳：Ning Jiani、4.0 Translation Workshop、レビュー：出典：Ch7HDNews、Dailynews）