タイは3年連続で人間開発レベルが非常に高い国としてランク付けされている。

タイメディアが9月11日に報じたところによると、タイ首相府の副報道官ダイ・スーリ氏は、国連傘下の開発援助機関である国連開発計画（UNDP）がこのほど「2021～2022年人間開発報告書」を発表したことを明らかにした。報告書は主に、猛威を振るう疫病、戦争による世界的な原油価格と物価の上昇、地理的環境の変化による自然災害など、現在世界の人間開発に影響を与えているいくつかの大きな不確実性を指摘した。報告書はまた、このような不確実な状況において各国が設定した開発目標を達成するための政策を導入するための適切な勧告も示している。

同時に、報告書では最新の世界人間開発指数も発表されており、これは各国の人間開発の平均レベルを測定するために使用できる。報告書によると、2021年のタイの人間開発指数は0.800で、世界191カ国・地域の中で66位となり、人間開発のレベルは世界最高水準にある。タイがこの評価で上位にランクインするのは、2019年以来3年連続となる。

ダイ・スリ氏は、ASEAN地域に限って言えば、シンガポール（0.939）、ブルネイ（0.829）、マレーシア（0.803）、タイ（0.800）の4か国が非常に高い人間開発レベルにあり、インドネシア（0.705）とベトナム（0.703）の2か国も高い人間開発レベルにあり、フィリピン（0.699）、ラオス（0.607）、ミャンマー（0.585）の3か国が中程度の人間開発レベルにあると述べた。

人間開発指数は、健康レベル、知識レベル、生活水準、開発レベルの 4 つの側面から各国の平均的な開発レベルを測定します。 2021年の最新データによると、世界の191の国と地域は、人間開発レベルが極めて高い66か国（指数0.800〜1.000）、人間開発レベルが高い49か国（指数0.700〜0.799）、中程度の44か国（指数0.550〜0.699）、人間開発レベルが低い32か国（指数0.350〜0.549）の4つのカテゴリーに分類できます。

「タイは3年連続で世界で最も発展した国にランクされました。これは政府の施策の大きな成功を反映しています。私たちは今後も国連開発計画などの国際機関の優れたアドバイスを取り入れ、国家の発展を促進していきます。タイは国家戦略展開、経済社会開発計画、政府各部門の分野別計画に従って着実に前進し、持続可能な発展と国民生活水準の継続的な向上を達成していきます」とタイ・スーリ氏は述べた。

（翻訳：徐睿洋、4.0 Translation Workshop、レビュー：hush、出典：Mathononline）