ロシア人観光客が病院から逃げ出し行方不明になった。遺体は1ヵ月後に山中で発見された。

タイ・インフォメーション・ネットワークは10月16日、タイメディアの報道によると、2022年9月14日にロシア人男性観光客がパンガン島の病院での治療を拒否した後逃走し、行方不明になったと報じた。家族はすぐに警察に通報し、行方不明者届を出し、行方不明者を発見したら情報提供者に3万5000バーツの報奨金を出すと多額の報奨金を申し出た。 1ヵ月後、行方不明の男性は発見されたが、遺体は骸骨だけ残っていた。

10月12日、地元警察はスラタニ県パンガン島のパンガン島病院から1キロ離れた第4村の森で草刈り中に遺体が発見されたとの村民からの報告を受けた。遺体はオレンジ色のベストとチェック柄のショートパンツを着用していた。遺体は腐って骨だけが残っていたが、体の部位はすべて無傷のままだった。遺体の周囲には書類や現金が入ったバックパックも見つかった。警察は現場に到着後、遺体を適正に回収し、パアン慈善財団に送り、さらなる詳細な調査を待っている。

警察は事件の予備捜査の後、死亡したニキータさん（30歳、ロシア出身）が9月10日に友人らとフルムーンパーティーに出席するためプーケットから旅行していたことを明らかにした。パーティー後、友人らがニキータさんを病院に連れて行き検査したところ、初期症状は不眠症と精神疾患だった。 9月14日午前10時、ニキータさんはパアン島病院での治療を嫌がり、病院を飛び出して行方不明になった。病院の監視カメラにはその一部始終が記録されていた。

警察と遺族は事件を知り、あらゆる場所を捜索し、行方不明者捜索の告知を行ったが、何も発見できなかった。村人たちが、失踪した日に着ていた服を着たまま草むらに横たわった彼の遺体を発見したのは、10月12日になってからだった。警察は直ちに現場に急行し、事件の捜査に当たった。予備捜査の結果、死者が襲われた形跡は見つからず、死因の詳細は引き続き捜査する必要がある。

10月13日正午、法医学医師も現場に出向き、死者の関連証拠を収集した。地元警察署長は電話で事件の進行状況を把握した。警察幹部は事件の動向を注視しており、関連する捜査作業を追跡するために現場に直接出向く可能性がある。

（翻訳：徐睿洋、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：joy、出典：sanook）