数億ドルの詐欺事件の首謀者が法廷のトイレで着替えて逃走

タイのメディア報道によると、経済資源訴訟検察局は原告として、詐欺のリーダーであるバシット氏と他の共犯者9名に対し、コンピュータ犯罪法に違反し、国民を欺いたとして控訴した。本日、ラチャダーピセーク刑事裁判所は原告と被告を召喚し、事件を審理した。

事件の公判中、バシ容疑者は腹痛と下痢を理由にトイレに行きたいと申し出た後、トイレで他人が用意した服と鍵を身につけ、着替えて逃走したと報じられている。最新のニュースによると、バシは警察に逮捕されたという。現在、刑事裁判所は監視カメラの映像を調査し、誰が彼に協力したかを調べている。

バシ容疑者とその一味は、人々を騙して金の買い物券を購入させたり、観光事業や貯蓄協同組合制度に投資させたり、購入や投資後には法定要件よりも高い利回りが得られると主張していたと報じられている。被害者は信じて投資した後、当初合意した条件通りのリターンが得られず、相手と連絡が取れなくなった。この事件の被害者は数百人おり、被害額は数億バーツに上ると報じられている。

（wan編集、出典：matichon）