タイでデルタ・オミクロン二重ウイルス株 XAY.2 が発見される

タイのメディアが1月6日に報じたところによると、タイ医学局のスパジット局長は、タイ国内で新型コロナウイルス株の監視を行った結果、医学局が国内で1件の症例でXAY.2株を検出したことを明らかにした。タイは現在、このデータをGISAIDデータベース（世界インフルエンザ共有データベース）にアップロードしている。

XAY.2株は、デルタサブタイプAY.45とオミクロンサブタイプBA.4/5*の組み換えによって形成された変異体であると報告されています。これまでに世界中で344件の感染例が見つかっているが、濃厚接触者の感染は確認されていない。

中国の対外開放政策について、スパジット医学局長は、中国の流行監視データによると、中国国内の株の97％はBA.5.2株とBF.7株であり、新たな変異株ではなく、タイの現地株よりも急速に広がっていないため、心配する必要はないと述べた。

また、現在タイで流行しているウイルス株は主にBA.2.75株の変異体であるオミクロン亜型BN.1.3であり、その免疫回避能力と感染速度は米国で急速に流行したXBB.1.5株と類似している。

スパジット氏は、医学部は関連データを統合し、新型コロナウイルスの変異を注意深く監視し続けると述べた。マスクの着用、頻繁な手洗い、追加接種など、依然として必要な科学的な予防習慣を誰もが維持し続ける必要があります。

（翻訳：ハン・デチュン、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：ワン、出典：nationtv）