クラビ刑務所の受刑者がメタノール混合飲料を飲んで中毒死。約20人が行方不明。

タイメディアの報道によると、1月20日、タイのクラビ県の刑務所の受刑者18人がメタノールを混ぜた飲み物を飲んだ後、呼吸困難や腎不全などの症状を呈し、治療のため地元の病院に緊急搬送された。

病院に搬送された18人の囚人のうち、大半は麻薬関連犯罪で逮捕され、体調不良だったと報じられている。メタノールを混ぜた飲料を飲んだ後、呼吸困難などの症状が出た。このうち7人が重症で、1人は腎不全のため集中治療室で治療を受けている。残りの囚人は症状が軽度で、地元警察と刑務官による24時間の厳重な監視のもと治療を受けている。

クラビ県刑務所のヴィナイ所長は、事件は2023年1月17日夜に発生したと明らかにした。3～4人ほどの囚人が、前回の刑務所暴動で焼けた建物の修復に使われた資材から、塗料を混ぜるメタノールを盗み、飲み物に混ぜて他の囚人に飲ませた。飲んだ後、他の囚人は嘔吐や呼吸困難などの症状を発症した。刑務官はすぐに彼らを刑務所の診療所に送ったが、囚人たちは刑務所の医師にメタノールを混ぜた飲み物を飲んだことを隠していた。症状がどんどん深刻になるまで、彼らは治療のために病院に送られなければならなかった。現在、15人の囚人は危険からは脱しているが、3人は依然として重篤な状態にあり、厳重な監視が必要だ。

現在、地元の刑務所が事件を調査しており、矯正局に調査報告書を提出している。調査報告書によると、地元の刑務所システム内、特に製材所から物資が紛失したという報告はなく、問題のメタノールは刑務所の直接の管轄下ではなかった。

（翻訳：Long Haining、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：newsch7）