タイ警察は事件に関与した警察官による犯罪の証拠を集めるため、全国各地を捜索した。

タイメディアの報道によると、中央捜査局と国家警察監察局は3月3日、管轄下の関連部署に対し、全国63以上の地域で抜き打ち捜査を実施し、「マカオ888」オンライン賭博事件に関与した警察官「スア警官」のマネーロンダリングの証拠を収集するよう命じた。

捜索中、タイ警察は名義会社と「スア警官」と密接な関係があった人々の住居の捜索に重点を置いた。住居のほとんどはバンコクのバンケン区ラミントラ5番地に所在していた。警察は、住居内のさまざまな関連文書、特に取引、支払い、財産譲渡に関連する文書を慎重に捜索した。

さらに、タイ警察はバンコク、バンケン区、タラーン通り、チュアンチュエン村169/19番地にある2階建ての家屋も捜索した。この家の所有者であるジューは、「オフィサー・スア」と関係のある「ペンター」グループの主要人物3人のうちの1人です。ジュー氏はペンターグループ傘下の6社の取締役を務めていると報じられている。

警察が家を捜索したところ、ジュー氏とその恋人が自宅で寝ていたのに、家の前に高級車2台が駐車されているのを発見した。同時に、警察は内部で金庫、多数の高級腕時計、銀行通帳、高価な人形を発見した。地下室は設備の整ったペットルームに改造されていた。ジュウ容疑者はこれまでにも詐欺や売春の疑いで逮捕されており、自宅にあった高級車や銀行通帳などが不法な利益だったかどうかについては警察がさらに捜査を進める予定。

タイ中央捜査局は、全国の主要地域での捜索活動を終えた後、3月3日午後に再度記者会見を開き、捜査結果を報告すると発表した。

（翻訳：Long Haining、4.0 Translation Workshop、校正：wan、出典：mgronline）