踏切の柵が壊れ、市長はその場で死亡した。

タイ情報ネットワークによると、3月13日夕方、スラタニ県バンナサン町の踏切で、バンコク行きの急行列車がSUVと衝突し、列車の前部に引っ掛かり、SUVの運転手が死亡した。運転手は地元の町の市長だった。

事故は3月13日午後8時17分頃に発生した。踏切を担当していた鉄道職員は捜査員に対し、通過する車両に警告するために4本のガードレールを下ろす必要があったが、事故発生時にガードレールの1本が故障し、下ろすことができなかったと述べた。コソル市長は、まだ上がっている柵の下を車で通ったが、前方の柵が倒れていたため前に進むことができなかった。市長が運転していたSUVは線路上で停止し、通過中の列車に衝突されて約500メートル先まで投げ出された。

職員はまた、懐中電灯を使って市長に車を止めるよう合図しようとしたが、無駄だったと述べた。

救助隊が事故車両を線路から撤去した後、軽微な損傷を受けた列車は3月14日午前1時頃に運行を再開し、同日午後6時頃にバンコク中央駅に到着した。警察はまだ事故の捜査を続けている。

（ザック編集、ワン監修、出典：バンコクポスト）