疾病管理予防局は、タイで316人のサル痘感染例を報告し、そのうち16人は若者であった。

タイメディアの報道によると、タイ保健省疾病対策局のタレイ局長は9月3日、タイにおけるサル痘感染の最新状況を発表した。2023年8月31日時点で、タイ国内の感染者は316人（うち1人は免疫不全で死亡）、青年の感染者数は16人に増加している。

感染者316人のうち、男性同性愛者が271人（85.8％）、HIV感染者が143人（45.3％）、タイ国民が277人、外国人が36人、その他国籍不明が3人だったと報告されている。感染者の居住地はバンコク（198人）、チョンブリ（22人）、ノンタブリー（17人）、サムットプラカーン（12人）が中心で、年齢分布は30～39歳が152人、20～29歳が85人、15～24歳が28人と幅広い。若者の感染リスクが高まっており、その数は16人にまで増加している。

現在、タイにおけるサル痘感染は、成人から10代の若者、特に学生にまで徐々に広がっています。最近、タイ疾病管理予防局の疫学調査チームはチョンブリ県保健局や他の部局と協力し、16歳の青年の感染事例に関する追跡調査を実施した。少年は複数の人と性交渉を持っていたと報じられており、8月6日にサル痘の検査で陽性反応が出、8月14日に治療のため入院した。症状は全身の水疱と性器の腫れなどだった。その後、調査チームは感染者の家族の症状を21日間（家族と感染者の最終接触日から）追跡したが、幸い家族に感染は確認されなかった。

したがって、感染のリスクを避けるために、CDCは若者や男性同性愛者に対し、安全でない性行為を行わないように、また見知らぬ人と性行為を行わないように注意を促しています。体に水疱、膿疱、かさぶたなどの異常な症状が見つかった場合は、すぐに病院に行って診断と治療を受ける必要があります。同時に、意識的に親戚や同僚などから自分を隔離し、個人の衛生を維持し、他の人との飲食を厳重に控える必要があります。

（翻訳者：周林瑞、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：jinda、出典：matichon）