タイのラクサチャート党はプラユット政権を「608」と揶揄し、国民から批判される

7月19日、タイのプラユット首相と他の閣僚11名が関与する不信任動議に関する4日間の討論が下院で正式に始まった。初日には、タイ貢献党率いるタイ野党議員らがプラユット陣営の議員らと討論を行った。会合で、タイ貢献党の議長は、タイ当局は無知で無能、変化を許容できず、問題だらけの「608政府」であると非難した。議長は、プラユット首相が退陣し、国の発展を妨げる「608」にならないよう期待を表明した。

これに対し、タイのプラユット・チャンオチャ首相兼国防相は、608グループは高齢者や慢性基礎疾患、特に健康問題を抱えた患者で構成されており、適切なケアが必要なため、現代社会の誰もが608グループを尊重しなければならないと反論した。その後、チョン・ナン氏の発言はソーシャルメディア上で幅広い議論を巻き起こし、多くの人がチョン・ナン氏が608グループを差別し侮辱していると非難した。

608のリスクグループには、妊婦や60歳以上の高齢者のほか、慢性呼吸器疾患、心血管疾患、慢性腎臓病、脳血管疾患、肥満、がん、糖尿病の7種類の慢性基礎疾患を持つ患者が含まれると報告されている。