タイ警察、囚人の逃亡を手助けした容疑者を逮捕

タイ情報ネットワークによると、タイ警察は最近、ナコンシータマラート刑務所の囚人の脱獄を支援した疑いのある容疑者を逮捕することに成功した。この事件は10月22日の夕方に発生し、37歳の囚人がナコンシータマラート県の病院で治療を受けていたところ、刑務所から脱走した。この事件には5人の容疑者が関与していた。

警察の追跡と捜査により、ついに容疑者の一人である28歳のカネットを逮捕することに成功した。カネット容疑者はソンクラー県ハートヤイ郡のショッピングモールで逮捕され、その後警察の尋問で脱獄に関する容疑をすべて認めた。

警察によると、尋問中、カネット容疑者は当初、一切の関与を否定したという。しかし逆説的に、警察が回収した病院の監視カメラ映像にはカネットの姿が映っていた。何度かの尋問の後、カネット容疑者は、金曜夜に囚人が脱獄できるよう携帯電話やその他の道具を提供したことを認めた。カネット容疑者の自白によると、彼は麻薬関連罪で服役中に囚人と知り合っていたという。

警察は現在、逃亡した囚人たちがカオ・バンタット野生生物保護区に隠れているのではないかと疑っている。保護区はタイ南部の4県にまたがっているため、警察は同地域の携帯電話の電波を通じて逃亡した囚人たちを追跡している。

（ザック編集、ワン監修、出典：バンコクポスト）