タイ、昨年5月以降535件のサル痘症例を報告

タイ情報ネットワークによると、10月26日、ナコンラチャシマ県第9地区疾病管理局長はタイ疾病管理局が発表したデータを引用し、2022年5月から2023年10月までにタイ国内で合計535件のサル痘の症例が確認され、うち1件が死亡だったと述べた。

報告された症例のうち、481人がタイ国民、50人が外国人、4人が国籍不明であった。バンコク地域ではサル痘の症例が最も多く報告されており、313件に達しているとみられる。これに続いてチョンブリが57件、ノンタブリが30件、プーケットが26件で、報告された症例は30～39歳の男性に集中しており、次いで20～29歳の男性が続いた。

ほとんどの症例は、見知らぬ人や複数のパートナーとの性的接触を通じて感染したと報告されており、サル痘の発生の第一段階では、性産業に従事する男性が高リスクグループであった。

（ザック編集、ワン監修、出典：バンコクポスト）