タイ国家警察のスラチェット副長官の部下が自首した！

タイメディアの報道によると、12月5日、サムットプラカーン県サムロンヌア警察署の元副署長でスラチェット警察長官の部下だったクリス中佐が弁護士を伴い、タオプーン警察署の副署長ティパコーン中佐、チャムロン中佐とともにバンコクのバンスー地区警察署刑事捜査局に出頭した。 12月4日に裁判所が発行した逮捕状によると、彼らはマネーロンダリング共謀によるマネーロンダリングの罪で告発されている。

一方、クリス中佐は、オンラインギャンブルサイト「ヴィーナスマスター」を通じて違法なマネーロンダリング行為に関与した疑いで告発された。ギャンブルウェブサイトのオフライン拠点はソンクラー県ハートヤイ郡にあり、以前警察によって捜索され破壊された。クリス中佐は逮捕される前に自ら警察署に出向き、捜査官らと面会し、裁判所の逮捕令状で指名手配されている犯罪容疑者であることを告げた。警察は直ちに逮捕令状を確認し、クリス中佐が裁判所が発行した逮捕令状に記載された容疑者の一人であることを確認した。その後、警察は被告に逮捕令状を見せ、逮捕令状の内容を被告が十分に理解できるようにした。クリス中佐はその後、自分が刑事裁判所が発表した容疑者と同一人物であり、逮捕状の容疑に関連してこれまで拘留されたことは一度もないことを認めた。

一方、クリス警察中佐はマスコミのインタビュー中、常に笑顔を絶やさず、緊張の兆候も見せず、事件に関するマスコミの質問に答えることを拒否した。 2時間以上に及ぶ尋問の間も、彼は全ての容疑を否認し続けた。しかし、タイ国家警察の情報技術犯罪対策センターが捜査した結果、オンラインギャンブルサイトでの違法共謀によるマネーロンダリング活動に警察官1人と一般人数人が関与していたことが判明した。捜査官らは主な証拠を収集した後、警察官1人と一般人6人を含む7人に対する逮捕状を発行するよう裁判所に要請した。これまでに、自首した警察のクリス中佐を含む4人の容疑者が逮捕されている。

また、この事件の捜査チームリーダーであるトライロン中将によると、「Venus Master」というオンラインギャンブルサイトはタイ南部ではよく知られた違法サイトだ。警察が事件を捜査し、容疑者らに逮捕状を発行した後、捜査チームは午前中にこの違法サイトの司令センターを捜索し、ウェブカスタマーサービススタッフ36人を逮捕した。容疑者らは現在、バンコク警察署に連行され、取り調べと捜査を受けている。

クリス中佐はスラチェット氏の家宅捜索に関連して資金洗浄共謀の罪で起訴されたと報じられている。警察はオンラインギャンブルのボスであるミニー氏を含む、オンラインギャンブルサイトでの違法な資金洗浄活動に関与した容疑者23人に対して逮捕状を発行し、17人の容疑者が逮捕された。そのうち8人はスラチェット警察長官の取り巻きで、クリス中佐はその8人の容疑者の1人である。捜査の手がかりによると、クリス中佐はキヤノンの口座から資金を受け取り、それを内部ネットワークに流用した責任者だった。

（翻訳：陳燕軍、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：mgronline）