大間違いだ！タイのリチウム資源は世界第3位？関係部署は「情報は間違っている」と回答

タイ情報ネットワークによると、首相府副報道官は1月18日、タイで調査により1480万トン以上のリチウム鉱石が発見されたとのニュースを発表した。この発見により、タイは世界第3位のリチウム鉱石資源国となった。このニュースが発表されるとすぐに、ニュースの内容が間違っている可能性があり、調査で発見された原鉱石の量は採掘できるリチウム鉱石の量ではないと考える多くの関係者から論争が巻き起こった。

1月20日、首相府副報道官は、タイ第一次産業鉱山省からの情報が確かに間違っていたことを明らかにした。同省のさらなる説明によると、「鉱物資源」は鉱物資源の量を指し、「リチウム資源」とは異なる。「リチウム資源」はリチウム金属資源の量を指す。そのため、タイの鉱物資源量を外国のリチウム金属資源量と比較すると、タイのリチウム鉱物資源が世界のトップに躍り出たと誤解されることになる。

タイのペグマタイトで発見された鉱物資源は、0.45%のリチウムまたはリチウム酸化物を含むリピドライトであると報告されています。純度は高くないものの、世界で発見されている多くのリチウム鉱床よりも豊富であると考えられており、今後、このリチウム資源の採掘を最大限にするために採掘技術がさらに発展する可能性があります。さらに、リチウム鉱物資源は他の鉱物資源と密接に関連しています。特にスズやその他の希土類元素。かつて、タイは錫資源を有する主要国の一つでした。今後さらに探査が進めば、さらに多くのリチウム鉱物資源が発見されると期待されます。

タイ第一次産業鉱山省は、リチウムと希土類鉱物の探査を加速し、タイがリチウム採掘に関するより完全な情報を得て、電気自動車産業の拠点となり、電気自動車産業向けのリチウムイオン電池を生産できるようにすると発表した。

首相府副報道官はさらに、外国のリチウム埋蔵量との前回の比較は、タイが重要な原材料供給源を有しているという朗報を示すものであり、国際競争力の強化に役立つとともに、タイが世界ランクに入る大量のリチウム資源を有する可能性を示していると述べた。 （翻訳：Mo He、レビュー：wan、出典：CH7hdnews）