タイ警察は、総額1億ドルの資金が流入した12のオンラインギャンブルサイトを取り締まった。

タイ情報ネットワークによると、タイ犯罪取締局電気通信技術局、入国管理局、関係地域の警察が協力し、12のオンラインギャンブルサイトを取り締まった。サイトに関わる資金の総額は1億バーツに達し、容疑者計29人が逮捕された。

報道によると、タイの有名な宝くじ予想家メー・ナム・ネン氏は以前、約105のウェブサイトが彼女の名前、動画、写真を宣伝に利用し、人々をオンラインギャンブルに誘い込もうとしていたと警察に通報していた。また、これらのウェブサイトはメー・ナム・ネンの名声を利用して金銭をだまし取ろうと偽のソーシャルアカウントも開設していた。

警察の捜査により、オンラインギャンブルサイト計12件が摘発され、27人の容疑者が逮捕された。サイトを流れる資金の総額は1億バーツに上る。さらに、偽のホームページを開設し、宝くじ予想者や有名人の情報を利用してギャンブルに誘い込んだカンボジア国籍の2人も逮捕された。警察はまた、コンピューター24台、モニター45台、携帯電話30台、タブレット10台、Wi-Fiデバイス7台を押収した。

逮捕された者全員は「コンピュータ法違反」の罪で起訴され、最高30万バーツの罰金、または最高5年の懲役刑が科せられる。また、賭博法違反の罪でも起訴される。 （hushによる翻訳 出典：TNA、Sanook）